T. Y.

下水道事業部 東部施設部(記事掲載時)
2013年入社
工学院 環境創生工学専攻

水×コンサルタントとの出会い

水×コンサルタント。
この組み合わせに出会ったのは、幅広く取り組んでいた就職活動の中でのことです。とあるコンサルタントと出会い、説明や話の導き方の上手さに自然と引き込まれました。そこからコンサルタントという職業に興味を持つようになり、ITや経営コンサルタントを始め、さまざまなコンサルタント会社を受験していく中で出会ったのが日水コンです。大学では衛生工学を専攻し、水処理に関する勉強を行っていたため、できることならそれを少しでも生かせる仕事に就ければいいなと思っていました。水に関連した公共施設の企画立案や提案を行う日水コンのコンサルタントは、まさに目指していた方向に合致していました。専門家ゆえに経験や技術が要求される仕事ですが、日水コンでは若手にも責任ある仕事を任せてもらえる風土や風通しの良さも感じられました。早い段階から仕事を覚えられる環境なら、自分の成長も早いと感じました。

細かいニュアンスまで含めた
コミュニケーション

私は下水道事業部の施設部に所属しています。施設部とは下水や雨水に関する建物の地下部分についての計画や設計を行うところ。下水処理場やポンプ場における沈殿池の大きさなどの土木構造物の設計や、下水処理方法の選定、構造物を建てるための施工方法などを専門家として計画・提案していくのがミッションです。また、既存施設の耐震診断も行っており、近年では、耐津波関連の新しい分野の業務も増えています。

土木構造物の上には建築事業部が担う構造物が建ち、土木・建築の構造物の中には、機電事業部によって水処理で使う機械が計画・設計されます。一つの施設は私一人の計画で固まるものではなく、それぞれの工種が協力しあって形になってゆくのです。その中で施設部はそのとりまとめ役となることが多い部署ゆえに、コミュニケーションが非常に大事になります。社内調整ではなるべく各工種の担当者に直接会って話し合い、細かいニュアンスまで伝えて仕事が円滑に進むように努めます。また、顧客の知識の深さも人それぞれなので、それぞれの方に合わせた話し方を心がけ、意思疎通をはかります。顧客の期待や要望に技術力と対話力といった、両方の力でしっかりと応えていきたいです。

技術を身につけて
リーダーを目指したい

入社以来、OJTで仕事を学んできました。近年では津波対策といった、これまで前例のなかった検討業務を担当するなど、新しいことを経験できている状態です。この案件では社内にノウハウがない中、検討方針の素案を考え、立てた方針が現実的かどうか社内協議し、顧客との打ち合わせを重ねていきました。最終的に顧客にも満足してもらう成果が出たときは、誰もやっていないことを経験できたという喜びも感じられました。

コンサルタントとして一人前になるには、まだまだ勉強が必要です。仕事には納期もあり、調査や検討、方針作りといった作業があるため大変なときもあります。しかし社内には各工種のエキスパートや国の下水道指針を作成しているような、スペシャリストが揃っています。人間関係が良く何でも話が聞ける環境は刺激もあり、常にレベルの高い学びができています。

今は勉強中ですが、将来的には新設の下水処理場の設計に携わりたい思いもあります。水インフラのプロジェクトは改修や更新といった既存施設に関わる内容が多いのですが、それに加えて一から新しい計画をこなせたら、どんな施設の案件でも、すべてを把握・実践できる実力の目安ができると思うからです。そして、経験を積み重ねた暁には統括職になることも目標です。リーダーシップある人材になって日水コンをリードする、そんなキャリア像を描きながら、今後も仕事に向き合っていきたいと思います。

1日のスケジュール

Schedule of the day

08:45
フレックスタイムを利用し、
定時の9時半より早めに出社
メールチェック、スケジュール確認
09:00
午後からの
外出に向けて
資料作成
11:00
打ち合わせ先に
出発
12:30
同行している
上司と昼食。
出向いた土地の
ご当地グルメを堪能
13:30
顧客と
打ち合わせ
17:00
直帰、または
出張の帰りに
上司と飲んでから
帰宅
19:00
帰宅