Masashi
Nanjo

南條雅志
河川事業部 技術第二部 九州河川課
主任
2004年入社
自然科学研究科 建設学専攻

地域の問題を解決できる
水の総合技術者目指して

学部では土壌の塩害、大学院では河川の水制の研究に携わり、水をテーマに学んできた私にとって、水に関係する仕事に就くのはごく自然な流れでした。建設コンサルタントという職業については就職活動中に知りましたが、水道や下水道の分野で日本のトップ企業である日水コンが目に留まり、その中に河川分野の仕事もあると知り、純粋に興味がわきました。大学院等で習得した技術や知識を活かして水に関わり、社会に貢献できる仕事ができるかもしれない、それが日水コンに就職を決めた理由です。
実際に入社してみると水道、下水、河川、建築、機電、環境、構造設計、情報システム、海外事業など社内にはさまざまな部署があり、プロフェッショナルが集う会社でした。私は入社以来河川事業部に所属し、案件ごとにプロジェクトチームに所属して業務を遂行しますが、他部署も関連する内容の場合にはその部署の担当者とも相談しながら業務を進めます。自分だけではなし得ない内容でも、各部の技術者が協力することで業務遂行が可能となるプロジェクトもたくさんあります。そうした成果が出たときこそ、この会社の技術の幅広さと高い専門性に感動と誇らしさを覚える瞬間です。

現地調査を重視して
河川やダムの
対策検討に挑む

私の所属する河川事業部は、ダムや河川に関わる「治水」「利水」「環境」について総合的に携わる部署です。人や生物に欠かせない水の安全・安心な環境を創る取り組みがミッションですが、河川やダムといった広範囲の地域に影響を及ぼすものを相手にすることや、自然現象にも大きな影響を受けるため、幅広い技術に基づく対策メニューを提供していくことが必要です。私自身としては環境や治水面のプロジェクトに関わることが多く、ダム湖沼の水質改善、河川の浸水対策、地震津波対策等といったプロジェクトに主担当として数多く携わってきました。対策検討というとデスクワークのイメージが強いかもしれませんが、実際は現地調査にも頻繁に出かけます。例えば河川では周囲の土地がどう利用されているのか、地形や高低差はどうなのかといった、実際に見なければ分からないことがたくさんあります。現地特性に応じた対策案を検討するためには、現地調査は欠かせません。自転車に乗って沿川道路を、ときには数十キロも移動しますが、地道な調査に基づいて、災害から人を守る対策を立てているのです。
こうした現地状況や関連資料などから得られた情報を元に、その周辺に暮らす人、災害時に影響を受ける人のことを考え、さらにはコスト面での優位性も考えて、どんな対策を提案するのかが私のコンサルタントとしての力が問われる部分です。その事業に対して常に中立・公正な観点を持って、常に「どういうリスクがあるのか」「リスクに対してどのように考え対応するか」「対応した結果に対してどう評価するか」といった自問自答を繰り返しながらプロジェクトチームで協議して、最善の判断をすることを心がけています。

常に学びを忘れず
地域の役に立てる
技術者に

私たちの仕事は人の生活や命を守ることに直結するものです。最近は津波対策検討の業務成果を評価されて業務表彰していただいたこともありますが、災害や水質障害などがあったときに自分の考えた対策案や検討が役に立つことが最もモチベーションの向上につながります。日水コンは国や地方自治体からの仕事を受託していますが、本当のお客様は国民であり、そこに暮らす地域住民です。人々が安心・安全な暮らしを営めるよう、私達は目の前のことはもちろん、何十年も先を見越して真摯な対応で水インフラを支えていかなければなりません。そこにはプロとしてのプライドがあります。
将来は河川にとらわれず、その地域の水の問題に対して総合的な解決策を提案できるような技術者になるのが目標です。次世代に引き継ぐ環境構築もまた使命だと思っています。そのためには分野を限定しない技術や知識のレベルアップが必要です。専門性を深めるだけではなく、もっと広く学ぶことで総合的な水の技術者になっていきたいのです。入社してからここまで3つの技術士の資格を取得しましたが、まだまだ技術分野を広げたいという思いも強く、定年まで勉強は続くでしょう。これまで行ったことのない地域での業務にも挑戦したいですし、海外でのプロジェクトも経験したいです。さまざまな新しいフィールドに挑戦したい意欲はあります。会社自体も業界のリーダーとして常に上を目指している社風があり、そうした環境の中で経験と学びを重ね、いつか水問題に対して総合的に技術判断できるレベルの高い技術者となる。この信念を貫き通し、会社を牽引できるような存在にまで自分を高めたいと思っています。

1日のスケジュール

Schedule of the day

08:40
出社後、
メールチェックや
スケジュール確認
10:00
午後の打ち合わせ
資料の確認
11:00
移動中資料確認、
地元の名物ランチで昼食
14:00
打ち合わせ
19:00
帰社して
各種メール対応
19:30
打ち合わせの
議事録を作成し、
担当者へ配信
20:30
翌日の
スケジュールを
組み立てた後、
退社